おサイフケータイ機能が世界標準へ

海外ではまったく普及していないにもかかわらず、日本では

携帯電話やスマートフォンのオプションとしてすっかり定着

している「おサイフケータイ」機能が、いよいよ世界標準対応

に向けて動き出しました。NTTドコモKDDIソフトバンク

モバイルの国内大手キャリアは、日本独自の規格である

フェリカ」と、国際標準規格の両方の機能を搭載した

携帯電話を発表することで合意を得ていることがあきらかに

なっています。



すでにグーグルやアップルなども国際規格に対応する方針を

打ち出しているようで、NTTドコモKDDIソフトバンクモバイル

としてはスマートフォンの分野などで海外勢に対抗したい狙い

もあるようです。



現在、国内で普及しているおサイフケータイフェリカ」は

接触ICカード規格を中核技術としてソニーなどが開発した

システムですが、これは国際標準規格として認知されている

「タイプA」および「同B」とは互換性はありません。今後製造

されるスマートフォンや携帯電話で国際標準規格のシステムを

採用すれば話は単純ですが、すでに日本国内ではフェリカ

システムが幅広く普及しており、国内のキャリアとしては

フェリカの機能と国際標準規格の機能を同時に搭載することで

対応する方法がとられることになりました。おサイフケータイ

機能に対応する端末は国内で7000万台にも達しており、

これからフェリカに代わるシステムを入れ替えることは

不可能と見られています。



今後は日本国内で発売された国産スマートフォンでも、海外の

おサイフケータイシステムで決済が可能となるはずで、

NTTドコモは2012年末から年度末までに、KDDIではそれ以上に

早い時期に新システムを搭載した携帯電話、スマートフォン

発売される予定です。





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