スタジオジブリの広報が自画自賛

スタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」の宣伝活動を

一手に引き受けている、ジブリの広報部長、西岡純一氏が

「コクリコ坂から」の出来栄えを絶賛しつつ、さらに監督を

務めた宮崎駿氏の息子、吾朗氏の成長についても言及して

います。「コクリコ坂から」のストーリーが西岡氏の高校生活

とオーバーラップしているそうで、思い入れもひとしおだ

そうです。さらに宣伝活動中の評判も上々で、「こんなに

評判がいい作品って、ジブリで近年にまれなんじゃないかなって

本当にそう思っています」とコメントしているようです。



映画「コクリコ坂から」は、企画と脚本を宮崎駿氏が担当し、

息子の宮崎吾朗氏が監督を担当しています。製作中には

東日本大震災が発生し、封切までの道のりも困難だった

ようですが、この作品は震災後に一切の変更を加えていない

にもかかわらず、震災後の日本人の心に響く心温まる

作品に仕上がりました。西岡氏は「宮崎（駿）さんは映画を

作るとき、公開になるときの日本の世の中がどうなっているかを

すごく考えるんですよ」と宮崎駿の思考の一端を明かし、

宮崎駿の企画力に脱帽しています。本作は震災後の日本人を

励ます内容がてんこ盛りで、挿入歌には坂本九氏の名曲

「上を向いて歩こう」も使われています。さらに曲の

タイトルがそのままキャッチコピーとしても使用されており

「宮崎さんと鈴木（敏夫）プロデューサーは、なんか

時代を読めるんですよね。その力はものすごいなと思って、

改めてびっくりしています」と素直な気持ちを明かしています。





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